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雨樋(あまどい)は雨水や雪解け水の流れをスムーズに寄せ集め 地上へ排出することで、水の侵入からお住いの腐食を避け 建物の耐久年数を高める重要な役割を果たしています。
これまで雨樋の点検や修理をしたことがないことは、いま雨樋がどんな状況になっているのか?わからない状況です。健康診断同様5年に1度は屋根の点検をしましょう。
大雪や強風の影響で雨樋が大きく歪んだり外れることがあります。また雪の重さで集水器と 軒樋の接合部分が外れたり破損することがあります。雨樋が新しいうちは、柔軟性がある ため元の状態に戻すことも可能ですが、長年経過したものは無理に戻すと破損します。
雪などの影響で雨樋の勾配が狂ってしまい雨水がしっかり流れなくなることがあります。 本来竪樋を通って排水されるべき雨水が、雪の重さの影響で雨樋の傾きを変形させ、 雨水が逆流し、雨樋から溢れ出し外壁を濡らしてしまいます。
雨水は雨樋を通じて集水器に集められ竪樋を通じて地上に排水されます。しかし落ち葉 などのごみが雨樋に蓄積していると竪樋を詰まらせ、正常に排水できなくなります。 雨樋の点検と合わせて定期的に掃除しましょう。